デジタルメモ「ポメラ」DM250とは
デジタルメモ「ポメラ」とは、「書く」ことに特化した専用デバイスです。
サイズは、約263(W)×120(D)×18(H)mm、重さはバッテリーを含め約620gと小型で軽量なため携帯性に優れており、外出先でのメモや執筆などにも便利です。
メールの受信やWEB閲覧などのオンライン機能を搭載していないので、より文書作成に集中できるとライターやビジネスパーソンに熱く支持され続けています。
なかでも「ポメラ」DM250は、「ポメラ」DM200の後継機種となる「ポメラ」の新モデル。基本機能に加え、使いやすさと「書く」ための機能をさらに追求しました。
今回は、新モデルである「ポメラ」DM250をベースに、「ポメラ」の特長や使い方、活用アイデアをご紹介します。
デジタルメモ「ポメラ」DM250の特長
最高の「書く」を味わえるツールとして、書くことを生業とするプロにも愛される「ポメラ」DM250。いつでもどこでも文書作成に集中できるよう搭載された、各種機能の特長をご紹介します。
すぐ書ける!パッと開いて即起動
「ポメラ」DM250は液晶画面を開いただけですぐに起動するので、まるで紙のメモを使うような感覚で、頭に浮かんだひらめきやアイデアをすぐに書きとめることができます。
文書作成の途中で液晶画面を閉じた場合も、開けばすぐに閉じる前の画面が表示されるので、文書作成をスムーズに再開することができます。
24時間連続で使用できる長持ちバッテリー
リチウムイオンバッテリーを搭載することで、長時間駆動を実現。充電なしで最長約24時間連続で使用可能※なので、外出先でも安心して文書作成ができます。
※連続使用可能時間は、使用環境や設定などで変化します。
文書作成・編集を強力にサポートする機能
日本語入力システムには、「ポメラ」向けに最適化された専用の「ATOK」※を搭載。文脈に応じた適切な日本語変換で、スピーディーかつ正確な入力を実現しました。
言葉の誤用を指摘したり入力ミスを変換時に自動修復したりと、校正や入力におけるサポート機能が充実しているのも魅力です。
※「ATOK」は、株式会社ジャストシステムが開発・提供している日本語入力システムです。
入力しやすいキーボードデザイン
「ポメラ」DM250のキーボードはコンパクトサイズにもかかわらず、キーピッチ横17.0mm、縦15.5mmとゆとりのあるつくりで快適な打ち心地。キーボードのフォントには、可読性が高い「AXIS フォント」※1を採用しています。
使い慣れたキー配列で入力できるよう、US配列や親指シフトへのカスタマイズ※2も用意。
また、本体の構造を見直すことで、旧型機の「ポメラ」DM200と比べより打鍵音が静か※3になったため、場所を選ばず軽快にタイピングがおこなえます。
※1 「AXIS フォント」は株式会社アクシスの登録商標です。
※2 キー配列の変更にはキートップステッカーを使用
※3 当社調べ(旧型機「ポメラ」DM200との比較)
スマホにファイルを共有できる専用アプリ
Wi-Fi接続して専用アプリ「pomera Link」を使えば、「ポメラ」DM250とスマホ間でテキストファイルを共有することができます。
「pomera Link」内に保存したファイルは閲覧・編集をすることができ、編集したファイルは「ポメラ」DM250へ送信することも可能です。
デジタルメモ「ポメラ」DM250の使い方
「ポメラ」DM250は以下の手順で簡単に使用することができます。
- 準備をする
- テキストを入力する
- ファイルを保存する
1.準備をする
キーボード左上の電源ボタンを長押しして、「ポメラ」DM250を起動させます。電源ボタンを長押しする以外にも、液晶画面を開くもしくは充電を開始すると、自動で電源が入ります。
電源を入れたら、画面に「pomera」のロゴが表示され、ロゴが消えた後に編集画面に移ります。
2.テキストを入力する
「ポメラ」DM250のテキスト編集画面では、一般的なテキストエディタと同様の操作で入力・編集ができます。キーボードの操作方法は、基本的にパソコンと同じです。
ファイルの新規作成や保存、書式の設定、単語の登録など、ファイルの編集・管理と各種設定はメニュー画面で行います。メニュー画面はmenuキーを押すと表示されます。
3.ファイルを保存する
作成したテキストを保存するには、メニュー画面で「ファイル」→「名前をつけて保存」を選択し、enterキーを押します。ファイル名を入力する枠が表示されるので、任意のファイル名を設定します。
tabキーを押すと保存されているファイルとフォルダが表示されるので、ファイルを保存したいフォルダを選択すると入力したファイル名で保存されます。
ファイルの保存先は本体メモリもしくはSDカード(別売り)を選択できます。
デジタルメモ「ポメラ」DM250の活用アイデア
「ポメラ」DM250はさまざまな用途で活用できるよう、編集機能が充実しています。また、「アウトライン」「シナリオ」「分割」「比較」「フレーム表示」「スタイル」など、作成する文書に合わせたフォーマットも用意。アイデア次第で使い方が広がる、「ポメラ」DM250の活用術をご紹介します。
移動など隙間時間の文書作成
電車やバス、タクシーの乗車中など移動時間を有効活用したいと考えている方は多いのではないでしょうか?特に、10~15分ほどの隙間時間の場合は、わざわざパソコンを起動させて作業するのは億劫ですよね。
小型・軽量ですぐに起動する「ポメラ」DM250は、移動時間の文書作成にもおすすめです。
コンパクトでありながらもパソコンのようにフルキーボードで入力ができるので、次の会議内容の整理やブログ記事の下書きなど、しっかりと文章を打ち込みたいときにも便利。
最大開閉角度160°と、ひざの上で入力しても画面が見やすく設計されているのも魅力です。
アイデアメモ
普段からノートパソコンを使用している方は、手書きやスマホでメモをするよりも、キーボードで入力したほうが早いという方もいるのではないでしょうか。
とはいえ、ノートパソコンは起動に時間がかかることに加え、休日のショッピングや散歩、アウトドアなど、お出かけの際に持っていくにはサイズが大きいですよね。
「ポメラ」DM250であれば、起動に時間がかからないうえにコンパクトなため、あらゆるシーンで持ち歩くことが可能です。
また、紙のメモの場合、急いで書いて後から見直すと何が書いてあるのか読めない…ということも少なくありません。
「ポメラ」DM250であれば、素早く正確にアイデアを書きとめておくことができます。
議事録作成・打ち合わせメモ
会議や打ち合わせでは、スピーディーに会話が進められるので、議事録作成やメモを取るのに一苦労する場合も。入力ミスや変換ミスがあると後から見返した際に、正確に内容を把握することができなくなってしまいます。
「ポメラ」DM250は高精度の変換エンジンに加え、校正・入力支援機能が充実しているので、より正確な内容を記録することが可能。
また、左側に見出し一覧、右側に本文の編集画面を表示することもできるので、会議や打ち合わせの議題を表示させながら入力することもできます。
見出し単位で移動したり位置を入れ替えたりすることもできるので、議事録やメモを後から整理するのも簡単です。
小説や台本などの執筆
「ポメラ」DM250では、小説や台本など各種執筆作業に応じた便利な機能を搭載しています。
編集画面の背景には、罫線と方眼表示を選ぶことができます。小説の執筆に活用する場合は、400字詰めの縦書きまたは横書きの原稿用紙スタイルに設定しましょう。
名前や見出しが記載できるエリアとセリフが記載できるエリアが設けられた「シナリオモード」を選択すれば、台本や脚本を簡単に書き始めることができます。
タスクやリストなどの書き出し
「仕事用ToDo」や「買い物リスト」「読みたい本」など、用途に合わせてファイルを分けて書き出せば、日常のタスクやリストが整理され抜け漏れを防ぐことができます。
また、カレンダーの日付ごとに管理できる「日付メモ」を使えば、その日のToDoや記念日、日記などスケジュール帳としても利用可能です。
デジタルメモ「ポメラ」DM250については、キングジムの公式YouTubeチャンネルでもご紹介しています。
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